[メルボルン 21日 ロイター] - オーストラリアの東部沿岸部では、週末の記録的な豪雨で大規模な洪水が発生し、一部地域では家屋の浸水により多くの人が避難を余儀なくされた。
人口が最も多いニューサウスウェールズ州(NSW)では、ベレジクリアン州首相が50年ぶりの災害だと述べ、最大都市シドニーの北西部低地で被害が特に深刻だ、と懸念を示した。
現地メディアやソーシャルメディアの映像では、川からあふれた水が住宅地に広範囲にわたり浸水している様子や、家屋や木などが倒壊している様子が確認できる。
州内の主要道路は封鎖され、22日は多くの学校が休校となる。約13の地域で避難勧告が出されている。
シドニー地域の水源となっているワラガンバダムなどでは貯水能力を上回り、ダムから水があふれ、河川の水位が上昇している。
豪雨は18日から続いており、気象当局によると、今後数日は続く見通し。防災当局はこれまでに約6000件の救助要請に対応したという。
NSW州では、2019年末から20年初めにかけて干ばつにより大規模な森林火災が発生している。