[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比25円12銭高の2万9946円21銭となり、小幅続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、模様眺めムードに支配されている。

16日の米国株式市場は、エネルギー・工業株主導でS&P総合500種が下落、ダウ工業株30種も下落した。その一方で、ナスダック総合は上昇して引けた。この日から2日間の日程で始まったFOMCが気にされ、方向感に乏しい動きになったという。

前日まで戻り歩調を鮮明にしていた日本株も、これを受けて見送り気分が強くなっている。物色面では、ナスダック高を受けて半導体関連株などグロース系の銘柄の一角が締まったものの、バリュー株にさえない銘柄が多い。中盤は上値を追う気配を感じさせながらも前日に回復した3万円には届かず、その後は伸び悩んだ。

市場では「FOMCの結果発表を控えているため、売り買いともに手控えられているようだ。年度末接近で新たなリスクを取りにくいことも、上値の伸びを欠く要因になっている」(雨宮総研代表の雨宮京子氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.03%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2420億8100万円となっている。東証33業種では、空運業、鉱業、鉄鋼などが値下がりし、化学工業、電気機器など値上がりは7業種にとどまった。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が物色されたほか、キーエンスなど値がさ株も堅調に推移したが、トヨタ自動車など主力銘柄の一角がさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが960銘柄、値下がりが1103銘柄、変わらずが132銘柄だった。

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