──HBOのスタンダップ特集は、どうだった?

長いことスタンダップをやってきて、放送や配信をしたいなんて思ったことがなかった。小さな会場だからこそ、感じられるものがあるから。

でも今回のスタンダップの全米ツアーは実に素晴らしく、楽しくやれた。誰かが「これを映像に収めない手はない」と言い出して、信じられないことにHBOが手を挙げてくれた。夢がかなったね。

──多くの人にとって、あなたは『テッド・ラッソ』のロイ・ケントだ。スタンダップをやっていると驚かれない?

僕の場合、周りの期待値がとても低いのが強みだと思う。観客は僕のことを、試しにスタンダップをやっている俳優だと思っている。だからライブに来て、「意外にうまいじゃないか」と思ってくれる。

──人気が出たことで、ライブのやり方に変化はあった?

(大御所コメディアンのジェリー・)サインフェルドが言ったことは、正しいと思う。お客さんは(有名人が目の前にいることで)最初の5分は興奮するだろうけど、僕が面白くなかったら、そのノリが1時間半続くことはない。

自分が重要人物になった気になると、厄介だよね。でも幸運にも僕の場合は自己肯定感が低いし、これからもずっとそうだと思う。

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