<前NY州知事を大番狂わせで破り、トランプに罵倒されるウガンダ出身の新星マムダニ。大企業でなく若年層に押し上げられた彼は民主党の未来なのか>

6月24日、11月のニューヨーク市長選に臨む民主党候補を選ぶ予備選で、州下院議員のゾーラン・マムダニ(33)がアンドルー・クオモ前州知事を破って勝利したことは、単なる地方選挙の大番狂わせという以上の意味を持つ。

それは、共和党とトランプ政権に新たな「民主党たたき」の材料を与えると同時に、民主党内の主導権争いを浮き彫りにするものでもある。

マムダニは、ウガンダ出身のインド系移民でイスラム教徒。「民主社会主義者」を自称する急進左派だ。トランプ大統領はマムダニを「頭のイカれた共産主義者」とこき下ろし、「これが民主党の未来だというなら、民主党に未来はない」と切り捨てた。

ホワイトハウスのミラー副報道官は「X(旧ツイッター)」にこう書き込んだ。「見落とされているのは、野放しの移民流入がニューヨークの有権者の構成を根本から変えたことだ。民主党は有権者の構成を変え、政治を変えた。その結果、アメリカの強さの象徴だった都市が現在のような状態になってしまった」

実際には、ニューヨークの有権者が全米屈指の多様性を持っているのは、今に始まったことではない。今回の予備選で、マムダニの得票率は白人有権者の間でもクオモを上回った。しかし、ミラーの投稿は、共和党が今後どのような攻撃を繰り出すかをうかがわせる。

ミラー副報道官の投稿
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民主党内の亀裂を浮き彫りに
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