「もともとストリップサーチは問題の多い手続きだったが、録画が加わったことでさらに悪化した」と彼女は語る。「極めて屈辱的で、人間性を踏みにじる恐ろしいものだったのに、それを記録に残すことになり、さらにひどい行為となった」

「実は録画が始まると聞かされた当日、私は家族と面会する予定があったのだが、キャンセルした。全裸検査だけでも恐怖なのに、映像が残されると考えると、とても耐えられなかった」

同様の感情を抱いていたのが、ラトーヤ・ジョプリン(47歳)だ。彼女も第一級殺人で終身刑を受け、服役18年目を迎えている。そのうち17年間は受刑者の宗教支援担当者の役割を、また12年間は自殺願望のある受刑者を支援する役割を担ってきた。

彼女は刑務所内のシャワー室で映像を始めて録画された時の経験について、「女性として、屈辱的で、辱められ、恥をかかされたと感じた」と語った。

精神的・感情的なダメージは大きく、仕事への意欲も失った。「未知のことを恐れる」ようになり、自分や他の受刑者たちの映像が悪用されるのではないかと恐れる気持ちもあるという。

パウラ・ベネット(35歳)は17年間の服役生活において、家族との面会を大切にしてきたが、今ではその利用をためらうようになった。

最初にボディカメラによる録画の噂を耳にした時には、ただのデマだと思っていた。しかし、ある面会の前日の検査で、「これは『受動的な録画』でしかなく、映像を見られるのは限られた人間だけだ」と言われ、録画されていることを知ったという。

アルツハイマーの父との面会をキャンセル
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