今回の試算結果を受けて、同減税・歳出法案が超富裕層以外の全ての人々にとって紛れもない大惨事であり、前代未聞の「逆進的な富の再配分だ」という批判の声がいっそう高まっている。

下院予算委員会の民主党のトップであるブレンダン・ボイル議員(ペンシルベニア州選出)は、「共和党が支持するビリオネア(大富豪)のための同法案は、歴史的な規模で政府債務を増やすことになる。それも超富裕層にさらなる税制上の優遇措置を提供するためだ」と批判した。

「共和党が生みだす債務危機は米経済を不安定化させ、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの金利を押し上げ、全ての人の生活費を高騰させることになる」

ボイルはさらに、同法案を「不快で忌まわしいもの」と評したイーロン・マスクの発言に同調した。政府効率化省(DOGE)を率いて連邦政府の大規模なリストラを主導し5月末でトランプ政権を去ったマスクは3日、同法案について自身のソーシャルメディア・プラットフォームであるX(旧ツイッター)に「既に巨額の財政赤字をさらに激増させる」と投稿した。

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「大きくて美しい裏切り法案」
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