ホワイトハウスと議会に軋轢が生じる可能性が出てきたことで、ロシアとウクライナに対して交渉による戦争終結を迫るトランプの動きが複雑になるかもしれない。

上院が対ロシア制裁の実施を進める計画であることから、ホワイトハウスは、ロシアに対する新たな制裁の選択肢を検討していると報じられている。

トランプは大統領就任の際に、2022年初頭にロシアがウクライナに全面侵攻して始めた戦争を速やかに終結させることを誓った。ホワイトハウスに戻って最初の数カ月は、頻繁にウクライナを批判した。2月には、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と大統領執務室で会談し、テレビ中継をされるなか、ゼレンスキーと怒鳴り合う姿も公開された。

だがトランプは最近、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の和平交渉へのアプローチに苛立ちを募らせており、発言が変化している。ロシアとウクライナはともに、3年にわたる戦争の終結をめぐる交渉で譲歩を拒否し、攻撃の応酬を続けている。

トランプは6月1日にも、ロシアに対する新たな制裁を「絶対に」検討すると述べた。ロシアがウクライナ全土の都市や民間インフラに致命的な攻撃を加えた後のことだった。

口ではプーチンを批判するが
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