「中国によるドローン攻撃は確かに現実的で、警戒すべき対象だ」としながらも、「完全な奇襲という形で実行される可能性は低い」と、本誌に語った。「中国がそのような攻撃を行う時は、既にアメリカと戦争状態にあるはずだ」

とはいえ、ウクライナによる今回のドローン攻撃は、アメリカのアナリストや軍事計画者の間で、急速に進化する戦場テクノロジーに対する危機感を一層強めることにになった。

1日の作戦では、核兵器を保有する敵国の深部にある軍事施設ですら、低コストのドローンによって無力化できることが示された。従来の航空戦力では到底到達できない場所に、ドローンは届いたのだ。

こうした状況に、アメリカの脆弱性を突きつけられたと感じる専門家も少なくない。

シュガートは、距離が安全を保証するという前提を疑うべきだと述べる。「我々は海外の空軍基地の一部には防御措置を施しているが、国内では今も何十億ドルもの航空機を屋外に並べて駐機している。それは大きなリスクだ」

3月に発表された米シンクタンク、アトランティック・カウンシルの報告書によると、中国はすでに商船に偽装してミサイルやドローンを搭載できる「コンテナ型兵器システム」を開発しテストしているという。

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コンテナ型兵器システムが拠点に
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