<「中国軍関連企業が所有・運営する船が、何千ものコンテナを積んでアメリカの港に平然と出入りしている現状は、常軌を逸している」と元司令官は指摘する>

6月1日にウクライナがロシアの複数の軍用飛行場に対して行った大規模ドローン攻撃は、最前線から約3000マイル離れた東シベリアにまで及び、軍事関係者に大きな衝撃を与えた。アメリカの軍事アナリストたちの間では、アメリカの港に停泊中の中国商船が同様の攻撃を仕掛ける可能性についての議論が再燃している。

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ウクライナはロシア国内に隠しておいたドローンでロシアの軍用飛行場に駐機した戦略爆撃機を破壊した Ukrainian security service/AP // Governor of Irkutsk Region Igor Kobzev on Telegram

【動画】「ロシアの爆撃機が大量に燃えている」――ウクライナの大胆な奇襲作戦

このシナリオは、国防総省が「中国軍関連企業」と指定している国営海運大手コスコが、アメリカの主要港湾を使用している事実が確認されて以降、議員や安全保障専門家の間で注目を集めてきた。

問題は、これらの商船に積載されたコンテナ内にドローンや巡航ミサイルが隠され、遠隔操作あるいは陸揚げ後に起動されて奇襲攻撃に使われる可能性だ。

「これはアメリカ国内で起こりうる非常に現実的な攻撃シナリオだ」と、米ハドソン研究所の上級研究員で元アメリカ海軍士官のブライアン・クラークは言う。「ただし、いくつかのハードルがある」

「ドローンをコンテナから出す必要があり、船上ではそれを制御するのが難しい。より現実的な手段は、コンテナを陸揚げしてトラックに載せてからドローンを展開することだろう」

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