<既に大学生たちにドローン操縦を教えてきたロシア。ついに中学校教育にもカリキュラムとして組み込むことに>
ロシアでドローン(無人機)の構造や基本的な操縦法を学ぶ8・9年生(日本の中学2・3年生に相当)向けの教科書が出版された。4月に教育省に認可されたこの教科書は連邦政府の定める教育カリキュラムに組み込まれ、全土の学校で使用される予定だ。
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制作に協力したのは、ロシアのドローンメーカーのジオスキャン(Geoscan)。アメリカの経済制裁の対象企業で、プーチン大統領の次女が率いる財団が株式の10%を保有している。
ロシアはウクライナ戦争で、イラン製ドローンを利用して民間インフラを攻撃。中国製の部品を用いた国産ドローンの製造も加速させている。さらにプーチン政権は2030年までにドローン操縦者を100万人育成する計画を掲げており、今回の教科書導入もその「種まき」といえる。
既に500以上の教育機関と30の大学でドローンの操縦コースが提供されており、首都モスクワとサンクトペテルブルクの大学では年間数万人の学生が受講したという。
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