NASAのジャレド・アイザックマン長官は4月5日、人類がいずれ宇宙で自分たち以外の存在の証拠を発見する可能性は「かなり高い」と語った。ここ数カ月、アメリカの現職と元大統領らが相次いでこの話題に言及し、地球外生命体をめぐる議論が改めて注目を集めている。

アイザックマンはCNNのインタビューで、人類は宇宙で孤独なのかと問われて次のように語った。

「私はこれまで2回宇宙に行ったが、まだ宇宙人には遭遇していない。しかし考えてみれば、宇宙には2兆個の銀河があって、それぞれにどのくらい多くの恒星系があるのか誰にも分からない。人類が孤独ではないことを示唆する何かが、いずれ発見される確率はかなり高いだろう」

議論が盛り上がったきっかけは2月のバラク・オバマ元大統領の発言だった。ポッドキャストの番組に出演したオバマは、宇宙人は実在するかと聞かれて即座に答えた。「実在する。ただ、私は見たことはない」

また、宇宙人がネバダ州の米空軍施設「エリア51」に収容されているという根強い噂については、「大統領にさえ隠されている巨大な陰謀が存在しない限り、(噂されているような)地下施設は存在しない」と語った。

オバマはソーシャルメディアでこの発言を補足して、宇宙は広大だから統計的確率で宇宙人がいてもおかしくはないが、自分が大統領在任中に地球外生命体が接触してきたという証拠は見なかったと説明した。

数日後、記者団からオバマの発言について聞かれた現職大統領のドナルド・トランプは、「実在するかどうか私は分からない」と語り、「彼は機密情報を漏らした」と批判した。その後、宇宙人や地球外生命体、未確認飛行物体(UFO)に関する機密文書を含む政府資料の公開を国防総省に指示した。

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【note限定公開記事】人類は宇宙で孤独ではない? 何億光年彼方に「トモダチ」は実在する?

 

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