法廷ではメイスと男性が互いを名誉棄損で訴え

メイスは5月20日の公聴会の後で、Xにこう投稿した。「本日、私は怪物を世にさらした。その被害者たちには正義がもたらされるべきだ。被害者たちはまた、強力な連邦法と州法によって守られるべきだ。被害を受けていたかもしれない人たちに対して、私はこう言いたい。『私がついている』と。サウスカロライナ州の女性や少女たちを守るためなら、私はレンガの壁をも突き破るだろう」

一方のブライアントは、声明でこのような主張を繰り広げている。「メイスの主張は、いかなる根拠もないものだ。私は自らの汚名をすすぐため、身の潔白を証明するため、社会における自らの名誉を回復するために、必要かつ適切なことなら何であれ、しかるべきタイミングで対処するつもりだ」

法廷でも現在、メイスのスピーチに端を発した闘争が起きている。メイスに告発された男性のうちの1人が、サウスカロライナ州連邦裁判所に名誉棄損で訴状を提出したのだ。

メイスの弁護を務めると裁判所に届け出たサウスカロライナ州連邦検事局の弁護士によれば、メイスの主張は公務の最中に行なったものであり、憲法に含まれる条項によって保護されるものだと主張するつもりのようだ。合衆国憲法では、議員が公務中に行なった発言に対する法的措置や罰則が免除されている。

一方のメイスも、自身が告発した男性の1人エリック・ボウマンを名誉棄損で訴えている。ボウマンがソーシャルメディアで、自分に対して悪意ある発言をしたというのがその理由だ。

(翻訳:ガリレオ)

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