<トランプ関税と「最後まで戦う」と豪語している中国も、裏では右往左往しているようだ。実際、中国製品に対する輸出注文の減速など悪影響は表れつつある>

中国はトランプ関税に対して強い言葉で臨んでいるが、実際はかなりダメージを受けているのかもしれない。

【動画】トランプ関税で苦境に立たされる中国の工場の実態

ロイターは、中国当局が、輸入業者にとって重要な米国製品を対象に、報復関税の適用を免除するための「ホワイトリスト」を極秘裏に作成していることを報じた。

このホワイトリストの内容は公表されていないが、ロイターによれば、中国当局は関連する免除措置について企業に個別に通知しているという。

この報道は、中国国内のいくつかの企業が、特定の半導体や集積回路製品など、一部品目について関税が免除されていることに気づいたという報告が増えている中でなされたものだ。

中国は貿易に関する対話には前向きな姿勢を示している一方で、トランプ関税を「いじめ」と非難し、「最後まで自国の立場を守る」との姿勢を示している。

だが、強弁の裏で、中国は米中貿易戦争の影響を緩和しようとしているようだ。中国経済は世界第2位の規模を持つが、広範な景気減速の圧力を受け、自国の輸出依存型経済は減退している。

本誌は、中国国務院新聞弁公室にメールでコメントを求めている。

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中国が重要鉱物の輸出を厳格化したが、アメリカにダメージは入るのか?
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