<エネルギー施設への攻撃停止についてお互いを非難し合うなど、米トランプ政権が仲介するロシアとウクライナの実質的な停戦は見通しが立たないまま>

ウクライナ軍が、クリミア半島でロシア軍の複数の揚陸艇と防空ミサイルシステム「TOR-M2」」1基に対してドローン攻撃を行った。ウクライナ国防省の諜報部門が発表した。ドローンはロシア側の迎撃を回避して攻撃に成功したとされ、ウクライナ側は実際に船や防空システムの施設に突撃する瞬間のドローン視点の映像を複数公開した。

■【動画】ロシア黒海艦隊に、ドローンが「突撃」成功の映像を公開...防空ミサイルを回避し、艦艇に突っ込む瞬間

ウクライナとロシアの間で続く戦争は現在、アメリカが仲介した黒海での停戦をめぐる混乱が続いている。世界各地に展開するロシア海軍はその大部分が無傷のままだが、これまで3年超にわたって続いているウクライナとの全面戦争によって、主にクリミアを拠点としていた黒海艦隊は大きな打撃を受けている。

ウクライナ軍による執拗な攻撃を受け、ロシアは軍艦や潜水艦などの高価な軍事資産を黒海のさらに東へと移動させざるを得なくなり、また黒海での新たな軍事拠点として親ロシア派が支配するジョージアの分離地域アブハジアにも目を向けている。

こうしたなかウクライナ国防省情報総局(GUR)は4月1日、沿岸地域での軍事作戦用に設計されているロシア軍のB16高速揚陸艇少なくとも1隻とラプター級哨戒艇1隻を攻撃したと発表した。

またGURは声明で、ウクライナ軍のドローンがロシア軍の防空ミサイルを「回避」し、その後クリミアに配備されていたロシア軍の先進防空システム「TOR-M2」1基を攻撃したと述べた。

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ロシア・ウクライナの停戦協議は条件をめぐり難航
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