サウスウエスト航空は次のようにコメントした。「当該機に搭乗されたお客様には連絡して遅延について謝罪しました。お客様ができる限りはやく目的地に到着できるよう尽力した当社チームの対応についてご理解をいただき感謝しています」

問題の女性は訴追されなかった。医療評価の結果は明らかになっていない。

サウスウエスト航空は2月にもトラブルを経験

今回のトラブルに巻き込まれたサウスウエスト航空だが、2月にはシカゴ・ミッドウェー空港で同社の旅客機とプライベートジェットの異常接近があり、衝突を回避するためにサウスウエスト機がゴーアラウンド(着陸やり直し)を余儀なくされた。同機の着陸直前、プライベートジェット「FletJet LSX560」が滑走路31Cに侵入していることに管制官が気づいた。

当時の映像には、滑走路に着陸しようとしていたサウスウエスト機がその直後に再び離陸する様子が映っている。既に着陸していたプライベートジェットが、今まさにサウスウエスト機が着陸しようとしている滑走路を横切ろうとしていたためだ。

プライベートジェットと管制塔の通信記録には、プライベートジェットのパイロットが管制官からの指示を誤認した様子が録音されていた。管制官はパイロットに対して繰り返し、滑走路の「手前で待機」するよう指示していた。

その約30秒後、管制官はパイロットに改めて「その場で待機せよ」と命令。その後「FlexJet560、滑走路31Cの手前で待機せよというのがあなたへの指示だった」と述べている。

米連邦航空局は声明を出し、ビジネスジェットが許可なく滑走路に侵入したことを確認。この事例について調査を始めたと発表した。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます