トランプは和平実現に向けた3段階のプロセスの1つとしてウクライナに選挙の実施を迫っている。ウクライナ議会の決議採択に先立ち、サウジアラビアで行われた米ロ高官の協議でも、ウクライナにおける選挙の実施を含めた停戦プロセスが検討された。

ゼレンスキーは自分の支持率を4%などと吹聴するトランプの発言を受けて、トランプはロシアが作り上げた「偽情報の空間」に生きていると批判。これに対して、トランプはゼレンスキー を「選挙なき独裁者」呼ばわりした。

プーチンもウクライナは選挙を実施すべきだと主張、そうなればゼレンスキーが再選される「見込みはゼロだ」断言している。

キーウ経済大学のティモフィー・ミロバノフ学長はXへの投稿で、ウクライナ議会の決議はゼレンスキーの「権限に疑問を投じるトランプとプーチンの試みを封じるものだ」と述べた。「選挙を実施せずともゼレンスキー には停戦交渉を行う権限があることを明らかにし、プーチンの主要な主張を打ち崩す決議でもある」

一方、テスラのCEOで、「特別政府職員」なる肩書きでトランプ政権入りしたイーロン・マスクはウクライナ議会の決議採択を受け、自身の傘下のあるXに「選挙をやれ」と投稿した。マスク自身は選挙で選ばれていない。

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