[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は21日、FRBは金融政策の方向性を判断する上で金融市場の動向を留意していると述べた。ただ家計、企業、エコノミストの予想や数学モデルが示唆する内容と矛盾した場合には割り引いて考慮するとした。

副議長は「資本市場の動向を見ているが、単独ではなく、調査および軽量経済モデルからの補完的なシグナルと、資本市場のシグナルとのバランスを常に取っている」と指摘。「この3つの情報源全てからのシグナルが同じ方向性を示している場合、これらの一体化したシグナルの効果は、少なくとも政策の道筋に関する個人的な考えにおいて、シグナルの解釈が矛盾している場合よりも重要だ」と語った。

金利先物市場では年内2回の利下げを徐々に織り込んでいるが、エコノミストを対象とした直近のロイター調査では、FRBは2021年末まで政策金利を据え置くと見込まれている。

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