中国はチベット自治区を流れるヤルンツァンポ川の下流に世界最大級の水力発電ダムを建設する計画を承認した。

中国の二酸化炭素(CO2)排出量削減目標の達成において大きな役割を果たし、関連産業を刺激し、チベットでの雇用を創出すると期待されている。新華社通信が25日に報じた。

ダム建設費用は、2542億元(348億3000万ドル)を要した三峡ダムを上回ると予想されている。

 

当局はこのプロジェクトがどれだけの人々を移住させ、地域の多様な生態系にどのような影響を与えるかを明らかにしていない。

ただ、当局によれば、チベットでの水力発電プロジェクトは、中国の水力発電能力の3分の1以上を保持しており、環境や下流の水供給に大きな影響を与えることはないという。

それにもかかわらず、インドとバングラデシュはダムに対する懸念を表明している。このプロジェクトは、地元の生態系だけでなく、下流の川の流れや流路をも変える可能性があるとみられているためだ。

ヤルンツァンポ川はチベットを離れるとブラマプトラ川となり、南下してインドのアルナーチャル・プラデーシュ州とアッサム州に流れ込み、最終的にバングラデシュに流れる。



[ロイター]
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