首都ワシントンでハマスを支援するデモがあったとき、ハリスはそれを非愛国的で反ユダヤ的、かつ危険な行為だと非難した。「そういう種類の言動を、ユダヤ系有権者は重視する」とカザズは言う。

無党派のユダヤ公共問題評議会を率いるエイミー・スピタルニクによれば、たいていのユダヤ系アメリカ人はイスラエルの自衛権を認める一方、パレスチナ人の窮状に心を痛め、イスラエルの軍事力行使に懸念を抱いている。

彼女はまた、自分を支持しないユダヤ人は非国民だと言わんばかりのトランプを批判した。

「いいユダヤ人、悪いユダヤ人という色分けをしたり、不都合なことをユダヤ人のせいにするのは危険。そういうのが行き着く先は分かっているはず」だと彼女は言う。

「イスラエルの政策やガザ戦争について意見の違いはあるとしても、忘れちゃいけない事実が1つある。今度の選挙で、反ユダヤ主義に肩入れしている候補は1人だけという事実だ」

ユダヤ人有権者は「決して一枚岩じゃない」。そう強調するスピタルニクは最後に言った。

「ユダヤ人社会が一色に染まっていると思うのは間違い。みんなと同じで、いろんなことを考えた上で投票先を決める。民主主義、経済、医療、教育とか、いろいろ。もちろんイスラエルのことは気になるけれど、それが最優先じゃない。たいていのユダヤ人にとってはね」

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