[東京 12日 ロイター] - 会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車<7201.T>の前会長カルロス・ゴーン被告の弁護人、弘中惇一郎弁護士は12日夕、記者団に対し、ゴーン被告本人による記者会見について、今週は予定していないことを明らかにした。
ゴーン被告と協議した弘中弁護士は「やる以上はどういうことを言うかを決めてから出たいので、少し時間がほしいとのことだった」と説明。「今週はおそらくないと思う」と語った。
4月8日の臨時株主総会にゴーン被告が出席するかどうかに関しては「結論的には行かない方向みたいだ」としたが、「まだ日にちがあるのではっきり決まったわけではない」とも付け加えた。
弁護団はこの日、都内の事務所で弁護方針などに関する会議を開き、ゴーン被告も参加した。弘中弁護士によるとゴーン被告は「日産はこのままで大丈夫かと心配していた。日産を支えていくにはそれなりのリーダーシップが必要なので、その点が心配だと言っていた」という。
公判の開始時期については「公判前整理手続きを進めてみないとわからないが、秋口ではないか」との見通しを示した。
(志田義寧)