[ロンドン 1日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した2月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.0と、前月の52.6から低下した。ロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。
在庫の積み増しを示す指数は59.1となり、1990年代初めの調査開始以来の最高を記録。主要7カ国(G7)の中でも最高記録となる。IHSマークイットによると、工場の約7割は部品や原料の在庫積み増し理由に英国の欧州連合(EU)離脱を挙げた。
また、製造部門は6年ぶりの速いペースで雇用を削減したほか、先行きに対する悲観的な見方が強まった。
IHSマークイットのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「公式統計は製造部門が既にリセッション(景気後退)入りしていることを確認しており、2月のPMIでは在庫積み増しに伴う短期的な生産押し上げ効果が同部門を成長軌道に戻すのに十分であることを示す証拠はほとんど見られない」と述べた。
輸出受注を示す指数は過去7カ月間で5カ月目となる50割れ。欧州を中心とする世界経済の顕著な減速などを反映した。
ドブソン氏は「在庫ポジションが減少し、英のEU離脱に関連した逆風が続くと見込まれる中、年内に景気減速が進み、製造部門ひいては幅広い英国経済は困難な2019年となる」と述べた。
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