[北京/シンガポール 20日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。供給過剰や世界経済の先行きをめぐる懸念が根強く、前日の上げの大半が帳消しとなった。
0129GMT(日本時間午前10時29分)現在、米WTI原油先物
北海ブレント先物
コンサルタント会社JLCの首席原油アナリスト、Xi Jianrui氏は「前日の反発はショートカバーによるものだった。投資家はすぐに原油市場の悪化しているファンダメンタルズに目を向けた。これには来年の景気減速を示すさらなるシグナルや過去最高水準の産油量、石油輸出国機構(OPEC)による減産への懐疑的見方が含まれる」と分析した。
OPECおよびロシアなど非加盟国が今月合意した協調減産が実施されるのは来月で、米国、ロシア、サウジアラビアの産油量は過去最高あるいはそれに近い水準にある。
同氏は、今週の原油相場の激しい値動きを受けて投資家は取引を手じまっており、市場の流動性が低下していると指摘した。