[シンガポール 11日 ロイター] - アジア時間の原油先物は、リビア国営石油会社(NOC)が国内最大のエルシャララ油田からの原油輸出について不可抗力条項の発動を宣言したことを受けて上昇している。
ただ世界的な株価下落や、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産が供給過剰の解消に十分かどうかに対する疑問から依然として軟調な地合いとなっている。
0206GMT(日本時間午前11時06分)時点で、北海ブレント先物
米WTI原油先物
エルシャララ油田は前週末、民兵に占拠され、NOCは10日夜に不可抗力条項の発動を宣言した。同油田の停止により生産が日量31万5000バレル失われ、エルフィール油田でも7万3000バレルの生産が失われる見込みという。
原油価格は10月上旬以来、3分の1程度下落している。金融市場での相場下落や、原油の供給過剰が背景にある。
先物ブローカーであるOANDAのアジア太平洋取引責任者、スティーブン・イネス氏は「世界市場における全般的なリスクオフ基調とドル高が、原油の売り圧力につながっている」との見方を示した。
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