国際社会が「危機に対する日本人の行動」に驚愕したのは、今回のコロナ禍が初めてではない。2011年3月11日に発生した東日本大震災の際には、「暴動を起こすことなく、規律を保ちながら配給の列に並ぶ」「未曽有の危機の中でも、人々が挨拶や礼儀を大事にしている」といった被災者の姿が世界中に驚きと感銘を与えた。
中国のネット上には「これがわれわれと日本人との民度の違い」「日本人には『道徳』という血が流れているのだと思う」といったコメントが相次いだ。
海外から見れば日本人というのはどうにも奇妙で、摩訶不思議で、理解の及び難い変わった民族なのである。しかし、当の日本人にその自覚は薄い。過剰に自虐的で後ろ向きな人もいる。やっぱり日本人は変わっている。
<2020年7月7日号より>
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