海外で中国政府を批判する「だけ」の時代は終わる

孫向文のことはもういい。冒頭で書いたように、正々堂々としていれば、炎上はやがて収まるものだ。それより私が気になっているのは、海外に暮らし、中国政府を批判する「だけ」の人間の時代が終わりに近づいているということだ。

今回、路徳の子供と義母の難民申請を手伝うことになったわけだが、路徳の番組「路徳訪談」には米在住の大富豪「改革者」である郭文貴も定期的に出演し、暴露を続けている。

詳しくは私の過去のコラム(中国大手32社が「不審死&経営難」海南航空と同じ運命をたどる!?   「中華文春砲」郭文貴と、29年成果なしの民主化運動家の違い)をご覧いただきたいが、郭文貴ら新しい世代の「改革者」たちには、実際に中国を変える力があると信じている。

今、「郭文貴現象」から「郭文貴時代」へと変わってきている――私はそう信じているのだ。日本では「郭文貴現象」ですらあまり注目されてこなかったが、この新しい動きに遅れず、ついて来てもらいたいと思う。

とはいえ、今回の件では迅速に対応してもらった。8月14日、ツイッターで無事に難民申請が認められたことを報告したところ、1800件以上の「いいね!」が付いた。路徳の子供は、9月から地元の小学校に入学できる見込みだ。

ここに改めて、日本政府と入国管理局、地元自治体への感謝を記したい。

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