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シリア政権崩壊...反体制派の電撃進軍を可能にした「完璧な条件」とは?

2024年12月9日(月)21時21分

弱体化したアサド政権

反体制派はアサド政権が最も弱体化した時に攻撃を仕掛けた。

政権に軍事協力するロシア、イラン、レバノンのヒズボラは他の戦闘に目を奪われ、長年アサド氏を支えてきたような決定的な戦力を動員できなかった。

アサド政権の脆弱な軍事力だけでは反体制派に抵抗できなかった。政権筋はロイターに対し、戦車や飛行機は汚職と略奪により燃料が切れていたと語った。政権の空洞化を如実に示すエピソードだ。過去2年間に軍隊の士気は著しく低下していたと同筋は言う。


 

シンクタンク、センチュリー・インターナショナルのアロン・ランド研究員は、HTS主導の連合軍は内戦始まって以来のどの反体制派よりも強力で結束しており「その多くはゴラニ氏の功績だ」と述べた。ただ同氏は、決定的な要因は政権側の弱さにあったと指摘した。

米政府高官は、米政府はトルコが反体制派を全面的に支援していることを認識していたが、アレッポ攻勢に関するトルコの暗黙の承認については承知していなかったと述べた。

トランプ次期米大統領は8日、ロシアがアサド氏を見捨てたことが同氏の失脚につながったと発言。そもそもロシアはアサド氏を守るべきではなかった上に、起こってはならなかったウクライナ戦争のためにシリアへの関心を失っていたと付け加えた。

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