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【デンマーク王室】称号を剥奪された次男ヨアキム王子一家、アメリカ移住へ

Prince Joachim Of Denmark Will Move To US After Queen Stripped His Children Of Royal Titles

2023年03月25日(土)20時07分
キャサリン・アルメシン
ヨアキム王子, マリー妃

2022年1月、マルグレーテ女王の在位50年記念式典にてヨアキム王子とマリー妃 Ritzau Scanpix Denmark-REUTERS

<「時には難しい決断を下さなければならない」王室のスリム化を決心した、マルグレーテ2世女王。次男は「伯爵」となり「武官」としてワシントンD.C.で大使館勤務に>

デンマーク王室は、マルグレーテ女王の次男であるヨアキム王子とその家族がワシントンD.C.に移住することを発表。現在、53歳のヨアキム王子は今年9月よりデンマーク国防省傘下のデンマーク大使館で仕事に就き、今後、アメリカとカナダとの防衛産業の協力強化の仕事に従事するという。

発表によると、ヨアキム王子とマリー妃の2人の子供であるヘンリックさん(13歳)とアテナさん(11歳)とともに移住。ヨアキム王子は前妻のアレクサンドラ・フレデリクスボー伯爵夫人との間にニコライさん (23歳) とフェリックスさん (20歳) の2人の父親でもある。王室によると、一家はすでに4年前にフランスに移住しているという。


「ヨアキム王子が国防に関する仕事に従事するため、フランスで最高クラスの軍事訓練コースを受けている」と、王室が発表している。そしてその訓練教育後、夫妻は防衛担当官と特別文化代表として、パリのデンマーク大使館に所属しているという。

今回のアメリカ移住は、マルグレーテ女王がヨアキム王子の4人の子供から「王子」と「王女」と「殿下」の称号剥奪する決定に続くものである。今年1月より一家はモンペザ伯爵と伯爵夫人に称号変更となっている。

ヨアキム王子は昨年、デンマークの新聞「エクストラ・ブラデット」紙のインタビューで母であるマルグレーテ女王の決定に次のように反論している。

「私たち家族はとても悲しんでいます。自分の子供が不当に扱われるのを見ることは、決して愉快なことではありません。(略)子供たちは何が起きているのか理解できない状況です」

また、この決定に際して5日前に通達されたことも述べている。2022年夏には「子供たちがそれぞれ25歳になったときに変更になる」と言われたことも主張。末っ子のアテナさんは称号を剥奪されたときは、わずか11歳であった。

2022年9月に称号剥奪の発表の際、「女王の決定は、近年、他国の王室が行っているさまざまな調整に沿うものである」と王室は声明を出し、次のように述べている。

「女王が昨日述べられたように、決定には長い時間をかけてきました。現時点ではさまざまな感情的な問題があることは理解していますが、王室の末長い将来を見据えた女王の希望が尊重されることを願っております。(略)女王陛下は、4人の孫がデンマーク王室の配慮や義務に制限されることなく、もっと大きな枠組みで人生を歩めるようにしたいと考えています」

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