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カーダシアンの顔になるため整形代60万ドル...後悔し、12万ドルで元の顔に戻った女性

Ex-Versace Model Spent $600K To Look Like Kim Kardashian, Then Regrets It

2022年07月13日(水)18時15分
イングリッド・メンドーサ
ジェニファー・パンプロナ

@jenniferpamplona/Instagram

<追い求めたキム・カーダシアンの呪縛から解放された彼女は、手術で合併症も経験したが、やっと「自分がなりたかった自分になれた」と喜ぶ>

アメリカのスーパーセレブ、キム・カーダシアンの熱心なファンの中には、彼女のようになりたいと願う者もいる。だが、かつてヴェルサーチのモデルを務めたある女性は、「カーダシアンのようになる」ことを目指して、さらに踏み込んだ行動に出た。

ブラジル出身のジェニファー・パンプロナは、カーダシアンと同じ容姿を手に入れるため、これまでに60万ドル近くを整形手術に費やしてきたという。

■【写真】整形代60万ドルでカーダシアンの顔になり、12万ドルで元の姿に戻った女性

ところが彼女は、最近になってその決断を後悔し始める。そのため、今度は12万ドルを投じて元の顔に戻るための手術を受けたと、ニューヨーク・ポスト紙などが報じている。

その理由についてパンプロナは、「カーダシアンと呼ばれることが、うっとうしくなってきた」と述べ、さらにこう続けた。「私は努力して勉強もしたし、実業家にもなった。色々なことを成し遂げたというのに、他人からは『カーダシアンに似ている』という部分でしか認知されていなかった」

現在29歳の彼女は、過去12年間で40回以上の整形手術を受けてきた。この中には3回の鼻形成術と、カーダシアンの「豊満なお尻」に近づくための8回のお尻の(インプラントおよび脂肪注入)手術が含まれる。

原因は「醜形恐怖症」だった

パンプロナが初めて整形手術を受けたのは2010年で、当時まだ17歳だった。だが彼女はその後すぐ、「手術中毒」になった。カーダシアンにそっくりだと国際的に注目されたことで、手術をすれば富と名声が手に入ると考えるようになったからだ。

「自分が手術中毒になっていることに気づいた。幸せではなかった。スーパーマーケットでものを買うように、自分の顔にフィラー(充填剤)を注入していた。手術をすれば富と名声が得られるという考えの連鎖に陥り、全てを自制できなくなった。随分つらい時期を経験した」と彼女は語った。

パンプロナはその後、自分が醜形恐怖症(BDD)を患っていることに気づいた。外見上の欠陥や欠点について、過度に思い悩む心の病気だ。現在は、元の容貌に戻りたいと考えている。

彼女は自分を元の容姿に戻すため、イスタンブールの医師に助けを求めた。コンピューター・シミュレーションで手術後の姿を見て、「生まれ変わり」の感覚を得たという。

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