最新記事
ウクライナ

ウクライナが独自の長距離ミサイル開発へ「ロシア領内への攻撃が自国判断で可能に」

2024年8月1日(木)17時28分
イザベル・バンブルーゲン
ウクライナが独自の長距離ミサイル開発へ「ロシア領内への攻撃が可能に」

ミサイルを発射するウクライナ軍 PABLO MIRANZOーANADOLU/GETTY IMAGES

<ゼレンスキーは「最大限の防衛的自立」を達成すべきだとした。ウクライナは西側諸国から提供された兵器をロシア領内への攻撃に使用する際に厳しい条件を付けられてきた>

ウクライナは7月下旬、ロシア領土を攻撃するための独自の長距離ミサイル開発を進めていることを明かした。

「同盟国から提供されるミサイルに頼るだけではなくわが国独自のミサイルを使用できる可能性に徐々に近づいている」と、ゼレンスキー大統領は国民に向けてビデオ演説。

最終的に「最大限の防衛的自立」を達成すべきだと語った。ゼレンスキーは長年、西側諸国から提供された兵器をロシア領内への攻撃に使用できるよう許可を求め続けてきた。

5月末にはバイデン米大統領が許可を与えたが、厳しい条件付きだった。5月のインタビューでゼレンスキーは「もっとわれわれを信頼してほしい」とアメリカに訴えた。

「(西側の)武器を保有しながら、殺人者たちがロシア側からわが国民を殺害しているのをただ眺めているのは完全に筋が通らない」

バイデンは7月、たとえウクライナにその能力があったとしても、ロシア中枢を攻撃するのは「理にかなわない」と記者らに話している。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ECB総裁が任期満了前に退任とFT報道、仏大統領在

ワールド

ウクライナ和平協議、2日目は2時間で終了 「困難な

ビジネス

英CPI、1月は前年比+3.0% 昨年3月以来の低

ワールド

エプスタイン文書、米エリートへの不信鮮明に=世論調
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 7
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 10
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中