イスラエル政府関係者は、軍の一部部隊がパレスチナ自治区ガザから撤収し、イスラム組織ハマスに対する攻撃を的を絞った作戦に移行していると明らかにした。また、戦闘長期化が見込まれる中、経済を支えるため予備兵を部分的に市民生活に戻しているという。

同関係者は、撤退する旅団の一部が、イスラエルの北隣レバノンに本拠を置く親イラン組織ヒズボラ対する第二戦線での戦闘再燃の可能性に備えることになるとも述べた。

昨年10月7日のハマスによるイスラエル奇襲攻撃を受けて開始した戦闘について、イスラエル当局者らはこれまでに3段階で行うと述べている。第1段階は、激しい砲撃で地上部隊の進入路を確保し、民間人の避難を促す。第2段階は地上侵攻で、昨年10月27日に開始した。

関係者は軍が第3段階に移行しているとし「少なくとも半年はかかる。これには激しいテロリスト掃討作戦が含まれる」とロイターに語った。

イスラエルの戦線縮小は、戦術を見直して非戦闘員の保護を強化するよう求める米国からの圧力に対応した動きとみられる。

[ロイター]
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