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「プリゴジンの乱は許されず」連邦保安局、刑事事件として捜査継続 ロシア主要メディアが報道

2023年6月26日(月)20時30分
ロイター
ワグネル部隊の戦車

ロシアの主要メディアは26日、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の反乱について、刑事事件として現在も捜査が続いていると報じた。撤退するワグネル部隊。(2023年 ロイター/Stringer)

ロシアの主要メディアは26日、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の反乱について、刑事事件として現在も捜査が続いていると報じた。

ロシア当局は先週、プリゴジン氏が武装蜂起を呼びかけているとして、刑事事件として捜査に着手。ワグネルの蜂起はベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介で、24日遅くに事態は収束した。ロシア大統領府は、プリゴジン氏への刑事訴追が取り下げられ、同氏がベラルーシに移動するとしていた。

しかし、コメルサント紙は26日、連邦保安局(FSB)が捜査を続けているとし、情報筋の話として、捜査終結に十分な時間がなかったと報じた。

ロシアの3大通信社のタス、RIA、インタファクスも、刑事捜査は続いていると報じた。

[ロイター]


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