最新記事

カナダ

「心が砕けた」「犯人が許せない...」旅行から帰宅した女性、電子レンジで殺された愛猫の遺体を発見

Cat Killed in Microwave in 'Act of Cruelty' During Break and Enter

2023年5月19日(金)15時30分
ジェス・トムソン
猫

(写真はイメージです) Zhalabkovich Yauheniya-Shutterstock

<猫の名前はチーチで、まだ生後7カ月だったという>

カナダ・アルバータ州のエドモントンで、留守中の住居に何者かが侵入。部屋は荒らされ、飼い猫は死亡した状態で見つかった。電子レンジで加熱されたとみられる。

【画像】電子レンジで殺害された愛猫チーチの姿

住人のエリカ・ピシェは地元メディアのグローバル・ニュースの取材に、「帰宅した直後、異臭に気づきました」と話している。猫の名前はチーチで、まだ生後7カ月だったという。

「彼は世界一クレイジーな猫でした。戦い方も身の守り方も知っていた。でも同時に、甘えん坊で優しい性格の持ち主でもありました」

報道によると、ピシェはキャンプに出かけ、家を留守に。帰宅すると何者かが侵入した痕跡が数々あった。観葉植物はなぎ倒され、床には排泄物が散乱。

そしてチーチは電子レンジからぶら下がった状態で発見され、「虐待の後に電子レンジで加熱された」とみられる。電子レンジのタイマーは残り時間16〜17分の状態で点滅していたという。

ネット上には怒りの声が多数

この悲劇的な事件は多くのネットユーザーたちを震撼させている。ツイッター上には「心が砕けた」「犯人が許せない。速やかに逮捕されることを祈る」といった怒りの声が多く見られる。

エドモントン動物愛護協会は「これは恐ろしい残酷行為です。愛猫を失い、被害を目の当たりにしたご家族に、心からの哀悼の意を表します」との声明を発出。

地元メディアのCTVニュース・エドモントンによると、警察当局は捜査を進めているが、その詳細についてはまだ多くを明らかにしていないという。

202404300507issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年4月30日/5月7日号(4月23日発売)は「世界が愛した日本アニメ30」特集。ジブリのほか、『鬼滅の刃』『AKIRA』『ドラゴンボール』『千年女優』『君の名は。』……[PLUS]北米を席巻する日本マンガ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


【20%オフ】GOHHME 電気毛布 掛け敷き兼用【アマゾン タイムセール】

(※画像をクリックしてアマゾンで詳細を見る)

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場

ビジネス

中国工業部門企業利益、1─3月は4.3%増に鈍化 

ビジネス

米地銀リパブリック・ファーストが公的管理下に、同業

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年2月以来の低水準
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 4

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 5

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 9

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 8

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 9

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 10

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中