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宇宙開発

野心露わな中国の宇宙開発、ISSに代わる宇宙ステーションは中国のものに?

2021年6月22日(火)19時26分
ジョン・フェン
「神舟12号」に乗り組む宇宙飛行士たち(6月17日)

「神舟12号」に乗り組む宇宙飛行士たち(6月17日) CARLOS GARCIA RAWLINSーREUTERS

<ロケット「神舟12号」打ち上げで、中国の宇宙開発がますます前進。ISSに代わる宇宙ステーション「天宮」も建設中>

月や火星での探査を進める中国が、宇宙開発でまた大きく前進した。6月17日、5年ぶりの有人宇宙飛行として、建設中の宇宙ステーション「天宮」に向けて飛行士3人を乗せたロケット「神舟12号」を打ち上げた。

天宮の中核モジュール「天和」は4月29日に打ち上げられており、神舟の飛行士たちは天和の居住空間と生命維持装置を検査する。宇宙での滞在は、中国史上最長の3カ月となる。

天宮は2022年末までの完成を目指しており、24年以降に国際宇宙ステーション(ISS)の運用が終了すれば世界唯一の宇宙ステーションとなる。中国はこれまで、アメリカの政治的反対もありISSの活動に参加してこなかった。独自のステーションは、中国の宇宙開発にとって大きな一歩となる。

一方で、中国の宇宙への野心には不透明さが残り、軍事目的だと警戒する声も根強い。技術や予算面では今もアメリカに大きな後れを取っているのが現状だが。

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