最新記事

アメリカ政治

バイデン、就任初日に多数の大統領令に署名 パリ協定復帰などトランプ政治から転換

2021年1月18日(月)10時14分

バイデン次期米大統領(写真)は20日の就任初日に、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰や、イスラム圏諸国からの入国制限解除などの政策を打ち出し、10を超える大統領令に署名する。デラウェア州ウィルミントンで2020年11月撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

バイデン次期米大統領は20日の就任初日に、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰や、イスラム圏諸国からの入国制限解除などの政策を打ち出し、10を超える大統領令に署名する。クレイン次期大統領首席補佐官が16日、記者に配布したメモで明らかにした。

また、州をまたぐ移動や連邦政府の施設内でのマスク着用を義務付けるほか、学生ローンの返済猶予延長や立ち退き・差し押さえの停止も行う。

20日に打ち出される措置は全てバイデン氏がこれまでに公約していた内容。そのほとんどはトランプ政権の政策を転換させるもので、議会の承認は必要ない。


ただバイデン氏は、幼少期に親と共に不法入国した通称「ドリーマー」と呼ばれる人々に市民権を与える案も発表する予定で、これには議会の承認が必要となる。

与党・民主党がかろうじて多数派となる新議会では同案や最近発表した1兆9000億ドル規模の新たな景気対策案は苦戦を強いられるとみられる。

クレイン氏によると、バイデン氏はまた、新型コロナ検査の拡充や、政府の調達で米国製品を優先させるなどの方針も「第1日目」に表明し、その後に続く9日間に実行するという。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・前代未聞の議会乱入で現実となったアメリカの「権力の空白」
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
→→→【2021年最新 証券会社ランキング】



20210302issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

3月2日号(2月24日発売)は「ルポ新型コロナ 医療非崩壊」特集。第3波の日本で「通常」の医療体制は崩壊。だが現場には硬直したシステムを変え、命を守った人たちもいた――。

ニュース速報

ビジネス

米ドアダッシュ、今年下期の受注鈍化見込む ワクチン

ビジネス

鉱工業生産、1月は半導体増産で3カ月ぶりプラス 3

ワールド

バイデン米大統領、サウジ国王と電話会談 記者殺害報

ビジネス

ファーストリテとSBG、2銘柄だけで日経平均を約2

MAGAZINE

特集:ルポ新型コロナ 医療非崩壊

2021年3月 2日号(2/24発売)

第3波の日本で「通常」の医療体制は崩壊したが現場には硬直した体制を変え命を守った人々もいた

人気ランキング

  • 1

    屋外トイレに座った女性、「下から」尻を襲われる。犯人はクマ!──アラスカ

  • 2

    トランプにうんざりの共和党員が大量離党 右傾化に拍車か

  • 3

    あらゆる動物の急所食いちぎり去勢も? 地上最凶の動物「ラーテル」の正体

  • 4

    ロシアの工場跡をうろつく青く変色した犬の群れ

  • 5

    弁護士の平均年収は4割減 過去十年で年収が上がった…

  • 6

    中国はアメリカを抜く経済大国にはなれない

  • 7

    全身が炎症を起こす新型コロナ関連の小児病MIS-Cで米…

  • 8

    米欧の研究で分かった、ポピュリスト政党の倒し方

  • 9

    米フロリダ州に座礁したクジラは新種だった

  • 10

    アイルランド母子施設で子供9000人死亡、発覚したき…

  • 1

    屋外トイレに座った女性、「下から」尻を襲われる。犯人はクマ!──アラスカ

  • 2

    中国はアメリカを抜く経済大国にはなれない

  • 3

    ロシアの工場跡をうろつく青く変色した犬の群れ

  • 4

    トランプにうんざりの共和党員が大量離党 右傾化に…

  • 5

    動画で見る、トランプ時代の終焉の象徴

  • 6

    NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調…

  • 7

    あらゆる動物の急所食いちぎり去勢も? 地上最凶の…

  • 8

    弁護士の平均年収は4割減 過去十年で年収が上がった…

  • 9

    アメリカの顔をした中国企業 Zoomとクラブハウスの…

  • 10

    対日レーダー照射だけじゃない......韓国「軍事行政…

  • 1

    フィット感で人気の「ウレタンマスク」本当のヤバさ ウイルス専門家の徹底検証で新事実

  • 2

    ロシアの工場跡をうろつく青く変色した犬の群れ

  • 3

    屋外トイレに座った女性、「下から」尻を襲われる。犯人はクマ!──アラスカ

  • 4

    さようならトランプ、負債3億ドルと数々の訴訟、捜査…

  • 5

    新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

  • 6

    韓国メディアが連日報道、米日豪印「クアッド」に英…

  • 7

    全身が泥で覆われた古代エジプト時代のミイラが初め…

  • 8

    中国はアメリカを抜く経済大国にはなれない

  • 9

    「メキシコのキム・カーダシアン」と呼ばれるモデル…

  • 10

    現役医師が断言、日本の「ゆるいコロナ対策」が多くの…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月