最新記事

トランプ弾劾

共和党重鎮マコネル、弾劾裁判の準備にトランプに2週間与える提案

2021年1月22日(金)10時25分

米上院のマコネル共和党院内総務(写真)は、民主党のシューマー上院院内総務に対し、トランプ前大統領の弾劾裁判の開始を2月半ばまで遅らせ、トランプ氏に2週間の準備期間を与えることを提案した。米議会で19日撮影(2021年 ロイター/Erin Scott)

米上院のマコネル共和党院内総務は21日、民主党のシューマー上院院内総務に対し、トランプ前大統領の弾劾裁判の開始を2月半ばまで遅らせ、トランプ氏に2週間の準備期間を与えることを提案した。

マコネル氏が声明で明らかにした。提案は、下院がトランプ氏の弾劾条項を1月28日に上院に送付し、トランプ氏に裁判開始まで2週間の準備期間を与えるよう求めている。

シューマー氏の広報担当者は「提案を精査し、(マコネル氏と)協議する」と述べた。

下院は先週、支持者による連邦議会議事堂乱入を扇動したとしてトランプ氏を弾劾訴追した。トランプ氏は2回の弾劾訴追を受ける米史上初の大統領となった。大統領の退任後に弾劾裁判が開かれるのも初めてとなる。

関係者によると、下院は早ければ22日に弾劾条項を上院に送付する可能性がある。上院民主党ナンバー2のダービン院内幹事は「一両日中」に送付されるとの見方を示した。トランプ氏の1回目の弾劾裁判は、弾劾条項送付の翌日に開廷した。

しかし、上院の共和党議員は、トランプ氏に「適正手続き」の時間を与える必要性についてマコネル氏と協議したと述べた。

関係筋が21日明らかにしたところによると、トランプ氏は弾劾裁判を担当する弁護人にサウスカロライナ州のブッチ・バウアーズ弁護士を起用した。

民主党のクリス・クーンズ上院議員はCNNに対し、バイデン大統領が指名した閣僚などの議会承認が進展するならば、民主党は弾劾裁判開始を遅らせる案の検討に前向きとの認識を示した。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・議会突入の「戦犯」は誰なのか? トランプと一族、取り巻きたちの全内幕
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
→→→【2021年最新 証券会社ランキング】



ニューズウィーク日本版 日本人が知らない AI金融の最前線
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月3号(2月25日発売)は「日本人が知らない AI金融の最前線」特集。フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに[PLUS]広がるAIエージェント

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国外相、イラン指導者殺害や体制転換の扇動「容認で

ワールド

OPECプラス8カ国、4月に増産開始で合意 イラン

ワールド

イラン首都照準に2日目攻撃、トランプ氏は反撃に警告

ワールド

プーチン氏、ハメネイ師殺害は道徳規範と国際法に違反
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作曲家が「惨めでもいいじゃないか」と語る理由
  • 3
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力空母保有国へ
  • 4
    「努力が未来を重くするなら、壊せばいい」──YOSHIKI…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「一人旅が危険な国」ランキン…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 8
    ウクライナが国産ミサイル「フラミンゴ」でロシア軍…
  • 9
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 10
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 9
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 10
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中