最新記事

感染第3波

東京都、25日コロナ新規感染884人で過去最多 自宅療養者が初めて2000人突破

2020年12月25日(金)21時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は25日、イギリスからの帰国者3人とその家族から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。

東京都は25日、都内で新たに884人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

この日確認された陽性者は年代別に20代と30代が421人で約48%、40代と50代が合わせて263人で約30%、65歳以上の高齢者は94人で約11%を占めている。

また、都の基準による重症患者は前日から8人増えて81人となっているほか、医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者が増加し2,143人と初めて2,000人を突破した。

これで12月に入って都内で確認された陽性者の合計は13,982人となっており、また累計では54,921人となった。

11月から顕著となってきた新型コロナウイルスの感染第3波は、感染経路として家庭内での感染がもっとも多くなっているほか、企業や飲食店などでもクラスターが発生し感染拡大防止が難しい状況になっている。

イギリスからの帰国者3人の感染確認

こうしたなか、東京都の小池知事は記者会見でコロナウイルスの変異種が確認されているイギリスからの帰国者から、コロナウイルスの陽性者が3人確認されたことを発表。またこのうちの1人の陽性者の家族1人も陽性が確認されたという。

この4人のうち3人はすでに入院していて、残る1人は今日中に入院する予定で、いずれも重症ではないという。

この4人については検体を国立感染症研究所に送り遺伝子解析されるという。

newsweek_20201225_215530.jpg

東京都の新型コロナウイルス陽性患者の推移

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏支持率39%に低下、経済政策への不満広が

ビジネス

ファイザー、26年1株利益見通し予想に届かず 「今

ビジネス

EU、35年のエンジン車禁止計画を撤回 業界の圧力

ビジネス

トランプ米大統領、ウォラーFRB理事を面接へ 次期
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    「住民が消えた...」LA国際空港に隠された「幽霊都市…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 8
    FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる…
  • 9
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 8
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 9
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 10
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中