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感染第2波

世界の新型コロナ感染者、5000万人突破 10月は過去最多の増加

2020年11月9日(月)11時02分

ロイターの集計によると世界の新型コロナウイルス感染者は8日、5000万人を突破した。感染者のうち、過去30日間に感染したは全体の4分の1を占めている。テヘランで10月撮影(2020年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA )

ロイターの集計によると世界の新型コロナウイルス感染者は8日、5000万人を突破した。感染者のうち、過去30日間に感染したは全体の4分の1を占めている。

10月の感染状況はこれまでで最悪となった。米国では10月に1日当たり感染者が初めて10万人を突破。1日当たり感染者が10万人を突破するのは米国が初めて。欧州でも感染者が急増した。世界全体の死者は125万人以上に達した。

感染者の増加ペースも上がっている。感染者が3000万人から4000万人に増加するのにかかった日数は32日、4000万人から5000万人に増加するのはたったの21日だった。

欧州の感染者数は約1200万人と中南米を上回った。欧州は最も打撃を受けている地域で、死者は世界全体の24%を占める。

米国の感染者は世界全体の約20%。1日当たり感染者は過去7日平均で10万人を上回っている。7日には新規感染者が13万人を超えた。

アジアではインドの感染状況が最も深刻で、感染者数は世界で2番目に多い。ロイターのデータによると、6日に感染者は850万人を超えた。ただ、ヒンズー教の祝祭シーズンが始まっているが、9月以降感染者の伸びは鈍化している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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