米政府高官は8日、トランプ大統領がイラク駐留米軍の追加削減を9日に発表すると明らかにした。数日後にはアフガニスタンに駐留する米軍についても追加削減を発表する見通しという。
トランプ大統領は、戦死した米兵を「負け犬」呼ばわりしたとの報道を受けて批判にさらされている。
また、11月の大統領選に向け、世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領にリードを許しており、このタイミングでの駐留軍縮小の発表は、「終わりなき戦争」を終結させるという公約の実行を有権者にアピールすることが狙いの可能性がある。
米政府当局者は8月、イラク駐留軍を現在の約5200人から向こう数カ月以内に約3分の1減らす見込みだと明らかにしていた。
アフガンには現在約8600人の米軍が駐留している。トランプ大統領は8月に報じられたアクシオスとのインタビューで、4000人程度に規模を縮小する計画に言及した。
[ロイター]

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