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新型コロナウイルス

横浜クルーズ船で新たに44人感染 加藤厚労相「陰性の高齢者ら下船可能に」

2020年2月13日(木)13時11分

 2月13日、加藤勝信厚生労働相は13日記者会見し、横浜港に停泊しているクルーズ船での新型コロナウイルスの集団感染を受け、新たに221人の検査で44人の陽性を確認したことを明らかにした。写真は停泊しているクルーズ船。横浜で11日撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

加藤勝信厚生労働相は13日記者会見し、横浜港に停泊しているクルーズ船での新型コロナウイルスの集団感染を受け、新たに221人の検査で44人の陽性を確認したことを明らかにした。これにより、713人の検査で218人の感染を確認したことになる。

また、加藤厚労相は、船内に残る乗員・乗客の健康確保などの観点から、船内環境や年齢、基礎疾患の有無などの条件を満たすリスクの高い人を対象として、PCR検査で陰性が確認され、希望する場合は優先的に下船を認めると説明した。下船後は、政府の用意する宿泊施設に移動する。下船のオペレーションは14日以降になる見通しという。

*内容を追加しました。

(内田慎一 編集:田中志保)



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