最新記事

中国

建国70周年の中国が披露したアメリカを脅かす最新兵器

China Parades Most Powerful Weapons, Including Longest-Range Missile Ever

2019年10月2日(水)18時30分
トム・オコナー

中国軍の軍事力は全体としてみれば、まだ米軍には及ばない。だが先ごろ提出された中国の海軍力の増強に関する米国議会調査局の報告書は、中国の軍事力の成長に対する懸念を何度も伝えている。

「中国海軍は、西太平洋の海域において戦況を支配する米海軍の能力に重要な難題を突き付けているもの見なされる。これは、冷戦終結後初めて、米海軍が直面する課題であり、西太平洋において長年優位を保ってきたアメリカの軍事的地位に対する中国の挑戦の重要な要素を形成している」と、報告書は述べている。

原子力空母ロナルド・レーガンが南シナ海を航海して中国を牽制したタイミングで発表されたこの報告書を、中国国防省の任国強(レン・クオチアン)報道官は否定した。「中国の大きな祝日の前にアメリカはつまらない嫌がらせをしたいのだろうが、中国軍と中国の発展に何の影響も及ぼさないことは、歴史が証明している」と、9月27日に記者団に語った。

マイク・ポンペオ国務長官は国慶節の前に「アメリカはこの先1年間の中国の人々の幸福、健康、平和、繁栄を祈ります」と祝意を表した。だが、中国との貿易紛争の渦中にいるドナルド・トランプ大統領は9月30日、皮肉たっぷりのメッセージをツイートした。「アメリカは優位になり、いずれ勝つ。中国はわれわれとの取り決め破るべきではなかった。中国建国おめでとう!」

その翌日、トランプはより中立的なメッセージを発表した。「中華人民共和国の建国70年に際し、習近平国家主席と中国の人々に祝意を表します!」

(翻訳:栗原紀子)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ2都市にロシアが攻撃、和平協議直後

ビジネス

乳児ボツリヌス症の集団感染、バイハート社の粉ミルク

ワールド

北朝鮮抑止「韓国が主な責任」、米国防総省が関与縮小

ワールド

トランプ政権のEVインフラ助成金停止は違法、米地裁
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 3
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な一部」ではないと指摘
  • 4
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 5
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 8
    コンビニで働く外国人は「超優秀」...他国と比べて優…
  • 9
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 10
    3年以内に日本からインドカレー店が消えるかも...日…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な一部」ではないと指摘
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 10
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中