フランスの反政権運動「黄色いベスト」の参加者らが23日、5月の欧州議会選挙に候補者を擁立すると発表した。

緩やかな組織が特徴の同運動には指導部がない。運動参加者の集団は声明で「この市民運動は市民の怒りを、この運動を支持してきた人々に答えを与えることができる政治プロジェクトへと変える必要があることを示してきた」と訴えた。

調査会社エラブがBFMテレビの委託で実施した、欧州議会選に関する世論調査によると、黄色いベスト運動の支持率は13%に上った。

これに対してマクロン大統領の「共和国前進」は22.5%、極右政党「国民連合(元国民戦線)」は17.5%の支持率を獲得した。

共和国前進はこのところ支持率が回復。マクロン大統領が抗議者の暴徒化といった一連の混乱を受け、黄色いベスト運動に対してより強硬な姿勢をとるようになったことが支持されたとみられる。

[パリ 23日 ロイター]
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