米司法省は、身代金要求型ウイルス「WannaCry(ワナクライ)」による2017年のサイバー攻撃やソニー<6758.T>の映画子会社、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントを標的とした14年のサイバー攻撃などを実行した容疑で、北朝鮮人のハッカーを起訴した。複数の当局者が明らかにした。

訴状によると、Park Jin Hyok被告は「ラザルス」として知られるハッカー集団の一員として活動。バングラデシュ中央銀行に対する16年のハッキング(不正侵入)や米航空防衛機器大手ロッキード・マーチンへのハッキングにも関与した疑いが持たれている。ただしロッキードの件については証拠はないとしている。

こうした中、財務省は同被告と勤務先の企業で中国に拠点を置く「Chosun Expo」を制裁対象に指定したと発表した。

ソニー・ピクチャーズに対するハッカー行為については、米当局が14年に北朝鮮のハッカー集団が背後にいると指摘。米連邦捜査局(FBI)は当時、この攻撃のほかにも、韓国への攻撃と北朝鮮を結びつける証拠を入手したとしていた。

[ワシントン 6日 ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます