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トランプ大統領、サウジ副皇太子と会談 投資など協議か

2017年3月15日(水)11時03分

3月14日、トランプ米大統領(写真左)は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子(右)とホワイトハウスで会談した(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

トランプ米大統領は14日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子とホワイトハウスで会談した。経済関係やシリア問題、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討に向けた協力などが話し合われたとみられる。

ムハンマド副皇太子は国防相を務めているほか、石油収入に依存するサウジ経済の多様化に向けた取り組みも主導している。

ある関係筋は、サウジによる対米投資が会談の主要議題の1つだと述べた。

米サウジ関係の専門家イングリッド・ナランホ氏は「投資を通じた雇用創出だ。トランプ氏は結果を求めており、同氏にとって数字は重要だ」と指摘した。その上で「サウジの経済多様化戦略にとっても、海外、特に米国に投資するのは理にかなっている」と述べた。

会談にはペンス副大統領、クシュナー大統領上級顧問、プリーバス首席補佐官、バノン首席戦略官・上級顧問も同席した。

[ワシントン 14日 ロイター]


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