[ワシントン 22日 ロイター] - ロシア政府とつながりがあり、米大統領選挙で民主党にサイバー攻撃を仕掛けたとされるハッカー集団が、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の搭載端末を悪意のあるソフトウエア(マルウエア)に感染させ、2014年末から2016年にかけてウクライナの砲兵部隊を追跡していた可能性がある。
米サイバーセキュリティー企業のクラウドストライクが22日、報告書を発表した。
感染した端末から通話記録や位置情報を盗み出すことが可能で、そうした情報が、ウクライナ東部での親ロシア派の戦闘支援に活用されていた可能性があるという。
「ファンシーベア」や「APT28」として知られるハッカー集団は、ロシア軍の情報機関、参謀本部情報総局(GRU)の意向に沿って活動していると米情報当局はみている。
クラウドストライクの共同創業者ドミトリ・アルペロビッチ氏は、ウクライナ部隊の追跡に使われたマルウエアが米民主党全国委員会に対するサイバー攻撃に使用されたものの変種だったことなどから、ファンシーベアの関与が強く疑われると指摘した。
*本文一段落目の表現を修正して再送します。