最新記事

英王室

キャサリン妃もメーガン妃も、やっぱりフランス製が好き?

Five Times Kate Middleton and Meghan Markle Wowed in Paris Fashion Brands

2023年07月28日(金)10時03分
ジェームズ・クロフォード=スミス
メーガン妃

POOL New-REUTERS

<イギリスのファッションブランドを着用する王室メンバーたち...。その伝統はビクトリア女王があえてイギリス製品を着用したことに由来する>

ファッションに関心がある人であれば、キャサリン妃とメーガン妃がどのブランドを着用しているかということを素早く特定することができるであろう。

では、王室メンバーがイギリスのブランドを公務で着用するのはなぜか?

それはビクトリア女王(在位1837-1901年)が当時、苦境に立っていたレース製品や絹織物などの繊維産業を支援するために、あえて着用したことに由来する。

以来、王室メンバーがイギリスのデザイナーによる衣装を着用することは、王室の伝統となっているが、現在はファッション大国フランスのブランドを愛用する若い王室メンバーも増えている。

キャサリン妃とメーガン妃も例外ではない。そこで本誌が追った、2人のプリンセスの「フレンチブランド」5選を紹介する。

 
 
 
 
 
 

メーガン妃と「ジバンシィ」

RTS1SORK2-20230727.jpg

再婚で「純白」のウェディングドレス、かつフランスのブランドであったことにエリザベス女王は唖然としたという POOL New-REUTERS

メーガン妃にとって最も重要なフレンチファッションは、セント・ジョージ礼拝堂で魅せたジバンシィのウェディングドレス姿であろう。

1952年にユベール・ド・ジバンシィによって設立され、オードリー・ヘプバーンのお気に入りブランドであったことは有名な話。実際に映画『ティファニーで朝食を』を含むいくつもの映画でジバンシィの衣装を着用していた。

メーガン妃のボートネックとブレスレット袖丈のウェディングドレスはジバンシィのクリエイティブディレクターでイギリス出身のクレア・ワイト・ケラーによるデザインで、非常に高い評価を得た。

東京アメリカンクラブ
一夜限りのきらめく晩餐会──東京アメリカンクラブで過ごす、贅沢と支援の夜
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国が台湾巡り行動するとは考えていない=トランプ米

ワールド

アングル:モザンビークの違法採掘、一攫千金の代償は

ワールド

トランプ氏「非常に生産的」、合意には至らず プーチ

ワールド

「次はモスクワで」とプーチン氏、会談後にトランプ氏
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:Newsweek Exclusive 昭和100年

特集:Newsweek Exclusive 昭和100年

2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた