最新記事

フード

まずは食べること! 各国シェフの日々を彩るヘルシーな家庭料理

Cooking During the Pandemic

2020年05月27日(水)17時10分
ニューズウィーク日本版編集部

NW_SGR_03.jpg

MARIJA PAPAK

3.マリヤ・パパク(クロアチア最南端ドブロブニクでマリヤズ・ハウスを経営)

夫が北東部のスラボニア地方から豚を1頭丸ごと買ってきた。おかげでソーセージやラード、べーコン、おいしい豚肉は山ほどある。今日はテラスで直火焼きのステーキとカリフラワーを堪能した。プロシュット(生ハム)も日々の食事に欠かせない。

スイスチャード(フダンソウ)もよく食べている。ダルマチア地方南部の日常的な食材で、免疫力も高まるから。旬の野菜もよく利用する。今は野生のアスパラガスの季節で、郊外によく採りに行く。


NW_SGR_04.jpg

GABRIELLA GERSHENSON

4.ガブリエラ・ガーシェンソン(ニューヨーク市に拠点を置くフードライター)

ニューヨーク州北部の自宅に夫と籠もっている。食料品は1カ月かそれ以上持つくらいある。王侯貴族のような食事をすれば
備蓄はすぐ底を突くが、とりあえず腐りやすいものから食べている。

最初の晩、夫は肉汁が染み込むようジャガイモの上に1羽丸ごとのチキンをのせてオーブンで焼いた。残った鶏がらはおいしいスープになるから、冷凍庫に入れてある。


NW_SGR_05.jpg

MERI GUBELADZE

5.メリ・グべラゼ(ジョージアの首都トビリシにあるシャビ・ロミのオーナーシェフ)

簡単で心安らぐ家庭料理がおすすめ。朝食は卵にスルグニ(塩漬けチーズ)か野菜を添えたり、ロシア風のパンケーキを焼いたり。昼食はオオムギとコリアンダー、ミントを入れたホットヨーグルトスープなど。昨夜のディナーはアーティチョークとキノコとホウレンソウのパスタだった。

この生活でのいいことは、息子がいつでもジャンクフードを持ち帰れないこと。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、アフリカへの関与拡大 安全保障含め協力強化

ワールド

「強いストレスが引き金」、トランプ氏との確執巡りマ

ビジネス

マレーシア、7月から消費税改正 サービス税拡大

ビジネス

中国発ECシーイン、インドで生産強化 1年以内の海
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    なぜメーガン妃の靴は「ぶかぶか」なのか?...理由は…

  • 4

    メーガン・マークル、今度は「抱っこの仕方」に総ツ…

  • 5

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 3

    メーガン・マークル、今度は「抱っこの仕方」に総ツ…

  • 4

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    「SNSで話題の足裏パッドで毒素は除去されない」と専…

  • 3

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:韓国新大統領

特集:韓国新大統領

2025年6月10日号(6/ 3発売)

出直し大統領選を制する李在明。「政策なきポピュリスト」の多難な前途