最新記事
K-POP

「どうかしてる!」 韓国の若手人気グループ、熱狂的なファンに囲まれてもみくちゃに...押し倒されるメンバー

2023年6月16日(金)19時47分
フロラリン・テオドロ
K-POPファングッズ

icosha/Shutterstock

<ボーイズグループ「ゼロベースワン」はデビュー前ながらすでに熱狂的な人気を博しているが、安全性を懸念する声も上がる>

まだデビュー前ながら、すでに熱狂的な人気を博している韓国のボーイズグループ「ゼロベースワン」のメンバーが、韓国ソウルの金浦空港で大勢のファンにもみくちゃにされ、身の安全が危ぶまれるほどの事態となった。メンバー9人が6月12日の夜に済州島からソウルに戻ってきたところ、空港で大勢のファンが待ち受けていたのだ。

■【動画】パニック状態のファンにもみくちゃにされてしまうゼロベースワンのメンバーたち

ゼロベースワンが空港に到着するとすぐに、熱狂的なファンたちによってパニック状態に陥ってしまった。群集の一部は係員の制止を振り切り、メンバーに近づこうと駆け寄った。現場を撮影した動画には、安全のために互いの体につかまって歩こうとするメンバーたちが、ファンに押されてよろめく姿などが映っている。

別のアングルから撮影された複数の動画にも、群集に押されてメンバーがはぐれてしまう様子が映っている。メンバーのハン・ユジンは、押されて転倒までしてしまった。群集は、メンバーがそれぞれの送迎車に乗り込むまで彼らの後を追いかけた。

@haojuismというユーザーネームのファンが、空港でのこの騒動についてツイッターに投稿を行った。この騒ぎの中で一人の女性がメンバーたちの列の間に割って入ったため、ユジンとキム・ギュビン、ジャン・ハオとソン・ハンビンが互いにはぐれてしまったと@haojuismはしているが、それとともにこの女性がスタッフだったかどうかは不明だと書き込んだ。

「もっと警備を厳重に」と求める声が

別のツイートには、問題の女性はスタッフで、メンバーたちがそれぞれの送迎車に乗り込めるように、彼らのパスポートをピックアップしようとしていただけだという説明が記されていた。

この投稿を行った人物は、ハンビンがギュビンの体につかまろうとしたものの、大勢の群集に押されて離れ離れになってしまったとも書き込んでいる。ユジンも群集に押されて転びそうになり、ハオが彼を手助けしようとずっと後ろに付いて歩いてくれたという。

一連の動画を見たファンやネット民からは、ゼロベースワンのメンバーの安全を懸念する声が上がった。

SDGs
「SDGs認証」の可能性とは?...日本サステナブルビジネス機構(JSBO)が有識者フォーラムを6/10に開催
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

再送トランプ氏、中国の関税合意違反を非難 厳しい措

ビジネス

FRB金利据え置き継続の公算、PCEが消費の慎重姿

ワールド

米、対ロ制裁法案審議へ ロシアの和平交渉遅延を非難

ワールド

トランプ氏「ガザ停戦合意に近づいている」、イラン核
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プーチンに、米共和党幹部やMAGA派にも対ロ強硬論が台頭
  • 3
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言ってがっかりした」
  • 4
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 5
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 6
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 7
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 8
    ワニにかまれた直後、警官に射殺された男性...現場と…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 3
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多い国はどこ?
  • 4
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 5
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 6
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 9
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 6
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中