最新記事

2020米大統領選

バイデンの政権移行チーム、アマゾン・リンクトインなどIT企業幹部を続々起用

2020年11月11日(水)15時45分

米大統領選で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは10日、選挙キャンペーンで掲げた政策目標を次期政権が確実に達成できるよう、政府機関の運営状況を点検する役目を担う審査チームのメンバーを公表した。写真は地元のデラウェア州で記者会見するバイデン氏、10日撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

米大統領選で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは10日、選挙キャンペーンで掲げた政策目標を次期政権が確実に達成できるよう、政府機関の運営状況を点検する役目を担う審査チームのメンバーを公表した。この中には米アマゾン・ドット・コムなどテクノロジー企業の幹部らが、同業界に批判的な向きよりも多く含まれており、今後数年にわたって次期政権の政策に影響を与える可能性がある。

公表されたリストによると、アマゾンのパブリックポリシーチームの幹部トム・サリバン氏は国務省を担当する審査チーム、アマゾンのクラウドコンピューティング部門に所属し、オバマ前政権の元当局者であるマーク・シュワルツ氏は行政管理予算局(OMB)の担当チームに加わる。

また、マイクロソフト傘下のビジネス向け求職交流サイト「リンクトイン」の北米ポリシー部門幹部ニコール・アイザック氏は、財務省の担当チームのメンバーとなった。

オバマ前政権で副最高技術責任者を務め、アルファベット傘下グーグルではバイスプレジデントなどを務めたニコール・ウォン氏は国家安全保障会議(NSC)担当チームに入った。

民泊仲介エアビーアンドビーや配車サービスのウーバー、リフト、電子決済サービスのストライプといった比較的小規模なテクノロジー企業の幹部も、これらの政府機関の審査チームに選ばれた。

ワシントンの非営利団体パブリック・ナレッジの顧問ジーン・キメルマン氏や、アメリカン・エコノミック・リバティーズ・プロジェクトのサラ・ミラー氏も審査チームのメンバーに選定された。両氏はともに、テクノロジー大手の商慣行への監視強化を推進してきた。キメルマン氏は司法省、サラ・ミラー氏は財務省の担当チームに加わる。

キメルマン氏はコメントを控えた。ミラー氏はコメント要請に応じていない。

アマゾンもコメントを控えた。その他の企業からのコメントは得られていない。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・【調査報道】中国の「米大統領選」工作活動を暴く
・巨大クルーズ船の密室で横行する性暴力


ニューズウィーク日本版 健康長寿の筋トレ入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年9月2日号(8月26日発売)は「健康長寿の筋トレ入門」特集。なかやまきんに君直伝レッスン/1日5分のエキセントリック運動

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:好調な欧州銀行株に試練、すでにピークを超

ワールド

アングル:日本株はイベント後も高値圏、「適温」の異

ワールド

タイ憲法裁、ペートンタン首相の失職認める 倫理規定

ワールド

英財務相は銀行の準備預金利子の課税を、シンクタンク
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:健康長寿の筋トレ入門
特集:健康長寿の筋トレ入門
2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が下がった「意外な理由」
  • 2
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ」とは何か? 対策のカギは「航空機のトイレ」に
  • 3
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 4
    豊かさに溺れ、非生産的で野心のない国へ...「世界が…
  • 5
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 6
    トレーニング継続率は7倍に...運動を「サボりたい」…
  • 7
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体…
  • 8
    「ガソリンスタンドに行列」...ウクライナの反撃が「…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    米ロ首脳会談の後、プーチンが「尻尾を振る相手」...…
  • 1
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 2
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 3
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット民が「塩素かぶれ」じゃないと見抜いたワケ
  • 4
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 5
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 6
    なぜ筋トレは「自重トレーニング」一択なのか?...筋…
  • 7
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 8
    25年以内に「がん」を上回る死因に...「スーパーバグ…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    脳をハイジャックする「10の超加工食品」とは?...罪…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 7
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 10
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中