コラム

自尊心が低く、失恋を繰り返すのは親のせい? 私たちが元凶だと「愛着障害」の娘は言うけれど

2022年05月19日(木)19時35分
「不安型」の愛着障害を抱えた娘

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY TOMWANG112/ISTOCK-GETTY IMAGES PLUS-SLATE

<転勤続きで、娘の学校生活への気配りが足りなかったことは何度も謝りました。でも通わせたのは全て名門校です。転校が人生をそこまで左右するものでしょうか?>

Q:26歳の娘タリンはここ数年失恋を繰り返し、セラピストに助けを求めました。診断によれば、娘は自尊心が低く、捨てられることを極度に恐れる「不安型」の愛着障害を抱えており、恋愛が続かない原因は親にあるというのです。私たちは夫の仕事の関係で全米を転々とし、転勤するたび暮らし向きは豊かになりました。ところが娘は転校先の中学・高校でいじめを受け、これが障害の引き金になったらしいのです。内向的で友達をつくるのが苦手な子ですが、10代を通して孤独だったとは思いませんでした。

セラピストの勧めに従い、夫と私は気配りが足りなかったことを何度も娘に謝りました。でも転居は家族のためを思ってしたことで、タリンは愛されて育ちました。通ったのは全て名門校です。転校にそこまで人生を左右されるなんてあり得ないと思いますが、娘と心を通わせたいのです。問題の元凶と名指しされた親として、今後どうすればいいでしょう。

── 絆を修復したい母

プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

業績発表後予想外の株価変動でもうかる米オプション取

ビジネス

トランプ氏、鉄鋼・アルミ関税の一部引き下げを計画=

ビジネス

日産・メルセデスのメキシコ工場、買い手最終候補にB

ワールド

米地裁、公衆衛生助成金の削減差し止め 民主党州で政
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日
  • 7
    「ショックすぎる...」眉毛サロンで「衝撃的な大失敗…
  • 8
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 9
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story