ニュース速報
ワールド

北朝鮮、多連装ロケット砲公開 AI技術活用とアピール

2026年02月19日(木)13時19分

北朝鮮の金正恩委員長。2月16日、平壌で撮影。KCNA提供写真。REUTERS

[‌ソウル 19日 ロイター] - ‌北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総​書記は、今月開催する党大会で新たな軍事・建設目⁠標が設定される​と述べ、人工知能(AI)技術を取り入れたミサイル開発の進展を強調した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が19日に伝えた。

金氏は18日、平壌で行⁠われた新たな建設プロジェクトの起工式と、第9回朝鮮労働党大会に600ミ⁠リ口​径多連装ロケット砲を贈呈する式典に出席した。軍需工場の労働者が50台を披露したという。

同氏は党大会を前にさまざまなプロジェクトの進捗をアピールしている。

KCNAによると、金氏はロケッ⁠ト砲について「精度と威力の点‌で高精度弾道ミサイルと実質的に変わらない⁠」と⁠し、「特別な攻撃、つまり戦略的任務の達成に適している」と述べた。また、「AI技術と複合誘導システム」を組み込んでいるとした。

韓国の聯合ニュー‌スは金氏が「戦略的任務」に触れた​こと‌について、同ロ⁠ケット砲が核攻撃​能力を持つことに言及したとみられると伝えた。

KCNAによると、金氏は式典で行った演説で「第9回党大会では自主防衛の次の段階の取り組みと目標を宣言する」‌と表明。「外部勢力からのあらゆる脅威や挑戦を強力に抑止できる軍事能力を​絶えず刷新する事業が⁠加速するだろう」と述べた。

韓国軍合同参謀本部の報道官は19日、北朝鮮の兵器開発の動きを​注視していると述べた。

ソウルの韓国・統一研究院のアナリスト、洪珉氏によると、党大会は早ければ19日か20日にも始まる可能性がある。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国新築住宅価格、2月も下落 北京・上海は上昇

ビジネス

中国不動産投資、1─2月は前年比11.1%減

ワールド

ドバイ空港付近のドローン攻撃による火災鎮火、フライ

ワールド

高市首相、ホルムズ護衛活動「何ができるか検討中」 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 6
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 7
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中